2013年8月2日金曜日

野馬追上映会vol.4〜宇都宮・光琳寺、田中徳雲住職をお招きして〜

2013年の相馬野馬追開催の一ヶ月前、
ソーシャルメディアで繋がったご縁から、
二年間の軌跡を収めた映像の上映会を6月30日に開催させて頂きました。
ソーシャルメディアで繋がったご縁で、お寺での上映会開催となりました
副住職には大変お世話になり、開催に辺り呼びかけ、
そして野馬追の縁が深い、相馬家菩提寺の同慶寺、田中徳雲さんを
ゲストにお招き頂きました。
宇都宮には、福島から避難されている方が数千人いると伺っております。
そのため、野馬追を現地で観られない方々のために、
震災直後の様子を届けるために、上映会を開催しました。

いろんな想いが集った会場では、涙ぐむ方もいらっしゃいました。
徳雲住職は、震災が起こる前、
20年以内に大地震の起きる可能性が98%であったこと、
原子炉が使用40年も経っていて、家電製品であれば使えないものであることなどを
具体的な数字を用いながら、判りやすく地震、原発による影響をご説明頂きました。

パワーポイントを用いて丁寧にご説明頂きました
また、お子さんも4名いらっしゃる中、
放射能と向き合いながら生活をしていくためのリスク、
地元に対しての愛着、想いを丁寧に語って頂きました。

徳雲さんのお話から、子供たちが地元を愛し、健やかに育つために、
身分や区分を越えて相互に助け合っていく姿勢の大切さを教わった気が致します。

2013年5月3日金曜日

相馬野馬追二年の軌跡を公開しました

皆さん、こんにちは。
如何お過ごしですか。

ネットを介して知り合いになった方々のご協力で、
相馬野馬追2011/2012を字幕を付けて公開することができました。
多くの方々にお力添えを賜り、この映像が完成に至りましたこと、
厚く御礼を申し上げます。
今年の野馬追ももう間もなくですね!

6月30日(日)は宇都宮の光琳寺で、この映像の上映会を行います。
お寺での上映会、とても楽しみです!
詳細は改めてお伝えさせて頂きますね。

2013年4月11日木曜日

今後の活動とDVD配布活動

新学期となり、皆さん如何お過ごしでしょうか。
私ども野馬追MOVIE制作委員会は、
これからの上映会に向けて準備を進めていると共に、
様々な方々よりお便りを頂戴し、
野馬追に掛ける想いや伝統行事としての価値をお伝え頂いております。

感じますのは、本行事は、被災地の伝統行事だけではなく、
日本人が古来大切にしてきた精神的文化の象徴であると感じてなりません。

本上映会もこれから宇都宮や横浜、チェルノブイリと上映を控えております。
GW空けからは、本年の野馬追の準備も皆さん着々と動いてくるかと思います。
今年も継続的に行事の様子を収めて参りたいと思っております。


無償配布しているDVD
CIPAフォトエイドの助成活動より、DVDを作成し、
現在、無償で配布をさせて頂いております。

本映像は、現在英語字幕を作成中です。
英語版のDVDは5月以降になりますが、日本語版のDVDはお届け可能ですので、
ご必要の方がいらっしゃいましたら、是非、下記までご連絡下さい。
問い合わせ先: nomaoi[@]cosmobox.jp  [ ]外して下さい。

現在、発送準備に連日追われており、
到着までしばらく時間が掛かるかと思います。
4月中には全て発送したいと思っておりますので、今しばらくお待ち下さいませ。

また、上映会や配布活動の貴重なご寄付をお申し出て下さる方も多数いらっしゃり、
心より感謝を申し上げます。

賜りましたご寄付は、会場費や移動/交通費、
DVD発送料等運営に関して大切に使わせて頂いております。

【ご寄付を希望の方はこちらまで】
三菱東京UFJ銀行 高円寺支店 普通0084740
野馬追MOVIE制作委員会

ご寄付頂きました方は、上記アドレスまでご一報下さい。
どうぞ、宜しく御願いします。

2013年4月1日月曜日

二年の軌跡上映会vol.3〜中野編〜

第3回目の上映会は、中野駅から徒歩数分のところにある「なかのば」さんで
開催を致しました。

沢山の方に集まって頂きました
この日のゲストには、いわき市立湯本第二中の澤井史郎校長先生が
この上映会のためだけに、わざわざご来場を頂きました。
澤井先生は、相馬野馬追/本映像と教育との関わりに付いてご感想を賜りました。
USBメモリに写真を入れて、お話をいただきました
澤井先生のお話はとても面白く、聴く方がついつい聞き入ってしまうお話でした。
震災直後、学校を開放し、避難されている方々が過ごしやすい環境を確立され、
中学生がボランティア活動を通じて、社会への貢献の意識を伝えていかれました。

被災地に必要なことは、元気を取り戻すこと。

比較的被害が少なかったいわきが
他地域のためにできることはボランティアだと思いつき、
まずは、東京から来た毛布を、洗うことを行ったそうです。
その750枚は、その冬のうちに全て配布されたとのことでした。

翌年には、澤井先生は、子供たちに中野のオリーブ栽培の活動などを通じて、
自分たちの手で復興を手がけていくことの大切さを教えていかれました。

「かわいそう」では何も始まらない。

今の教育は、手法を重視して、何故それを教えるのかというその先の目的を
伝えられる先生が数少ないとお話されておりました。


被災地で必要なのは、過去の悲惨さを思い返すことではなく、
未来に向けて何かを進めていくという力。

手を汚してゴミを分別したり、ご老人のために食事の準備をしたり、
誰かの為に何かをするという姿勢を教育現場に押し出していきたいと話されていました。


また、相馬野馬追の映像をご覧になられ、
その場所に住み続ける所以は、文化だと熱く語られておりました。

毎年、必ず行われる祭を楽しみにその場所で生活をするきっかけが芽生え、
元気や希望が溢れるには、文化が大切であり、
野馬追の映像から、辛さや悲惨さではなく、前に踏み出す力強さを感じられたそうです。

私自身も、この映像は、生徒さんと先生が一緒にご覧になって頂き、
「文化とは何か」「地域とは何か」を語って頂くきっかけにしてもらいたいと思います。

今回の映像は、出来る限り主観を取り除き、
ソーシャルメディアを通じてご提供頂いた映像素材を繋ぎ合わせたものです。
画質の差もあれば、手ぶれしている素材もあります。

ただ、各撮影者の方々の視点を繋ぎ合わせると一つの映像資料となることを
この時代ならではの環境がもたらした初めての経験でした。

この映像は、もしかすると、
被災地のことだけを取り上げたものではないのかも知れません。

世代間の交流が簡素になり、
震災以降離散した家族が出てきてしまっているこの時代だからこそ、
私たちが大切にしているものは何で有るかを考えていき、
地域の素晴らしさ、生活を豊かに暮らしていくには何が必要かを
是非、世代を越えて語り合って頂けたらと思っております。

三回の上映会を通じて感じたのは、
私が被災地にしていきたいサポートは「教育」であるということです。

仮設住宅に住み続ける方が沢山おられ、その方々は大変なストレスを感じながら、
生活をされていることと思います。
そして、現地には子供たちが次々に地元に戻ってこられているようです

その中で、コミュニティが崩されてしまった地元に
生活をする希望を生み出してくれるのは、子供たちだと感じます。

今回の澤井先生の出会いを通じてさらに強まった気持ちは、
福島の子供たちに会いにいきたいということです。

これから上映を通じて、私自身がこの映像をなぜ創ったかをお話させて頂き、
皆さんと一緒に、未来に向けて今何が必要なのかを語り合いたいと思っております。

震災直後に現地に訪れた時に感じた臭い、
この映像を創ることになったきっかけ、
自分の過去とこの活動の繋がりを語らせて頂きました。
そして是非、生徒さんに動画カメラを持って頂き、
皆さんが各視点で撮影した映像を繋ぎ合わせて、
一つの作品を創ってもらえたらステキだなと思います。
そんなお手伝いを自分自身が映像のことをお話させて頂き、
きっかけを創っていきたいと強く感じております。

二年の軌跡上映会vol.2〜高円寺編〜

野馬追の上映会場を都内に移し、第2回は高円寺素人の乱にて、
第3回は中野のナカノバで行いました。

素人の乱では、震災後、漫画や玩具を被災地に支援された
漫画家の山本夜羽音先生をお迎えして、
震災後の活動、現地の最近の様子、そして野馬追と縁の深い平将門について
語って頂きました。

北中商店街の素人の乱12号店で開催!
twitterを活用して、物資の支援をされていた山本先生。
震災直後にすぐに行動を取られたきっかけは、阪神淡路大震災の際に、
仕事の多忙さから支援に伺えなかったことだそうです。
震災直後のことを語っている山本先生
石巻、女川、南相馬と被災地を回っていき、
南相馬の支援の環境が整っていなかったことを知ったとのこと。
そんな中、野馬追の関連から、
武者絵のオークションで義捐金を送られる活動をされました。

「風と雲と虹と」の大河ドラマの影響から、

昔から平将門のことがとても大好きだそうでして、
相馬野馬追の歴史を語って頂きました。

相馬重胤の代に、下総の相馬が福島に移り、
阿武隈山脈と日本海に挟まれた地域は、
伊達藩にとって関東に向かう格好の経路で、
周囲に強豪の藩に囲まれた相馬家が現代にも代々血筋が受け継がれているのは、
相馬野馬追を通じた軍事訓練をしていたからと言い伝えられています。

加門七海さんの「平将門魔方陣」から
平将門所以の神社を線で結ぶと北斗七星が描かれるそうです。
参照:http://www.ippongi.com/
山本先生は、東京にも培われる平将門の逸話から、
今後、この各スポットの神社を巡り歩き、
福島の支援に繋がるキャラクターを考案していきたいと語っておられました。
野馬追の話に留まらず、福島の放射能の話題、食のこと、
同じ福島でも場所によって状況が異なることなど、白熱した話題は
懇親会上のコクテイルさんまで続きました。
参加者と熱く語る山本先生
第2回目は、高円寺らしい歴史的、サブカル的な内容が込められた会となりました。
福島出身の方、福島と東京を往来しながら仕事されている方が
上映会を通じて、現地の今とこれからに付いて語った熱い一日でした。
DVDも無事、配布ができました。



2013年3月27日水曜日

二年の軌跡上映会vol.1〜南相馬〜

前日都内を出発した上映隊は、
都内の渋滞に苦戦しながら、宇都宮を経由して、
16日の夜に南相馬に到着しました。

震災後、この地に訪れるのは、既に5度目。
海岸付近の様子は、震災直後の荒々しい感じからすると、
大分整理された感じを見受けましたが、
見渡す限り、土がむき出しになった空間の姿は
2年経っても変わることのない、魂の無念な声が聞こえてくるような気がしました。


火力発電所近くの海岸線沿いにて

3月17日(日)、鹿島のさくらホールで上映会を行いました。
とてもステキなホールが鹿島にはあります
この日は、相双ビューロー本猪木さんや、ホワイトレイヴンの竹内さん、
市議の但野さんがお手伝いに駆け付けて下さいました。
まるで映画館のような環境で、上映会を行わせて頂き、とても光栄でした。


改めて、スクリーンで本映像を拝見すると、
野馬追当日の臨場感や空気感が迫ってくる感覚になりました。
ゲストの菅野長八さんをお迎えして、上映後はトークイベントを行いました。
震災でご家族を亡くされ、現在も仮設住宅にお住まいの菅野さん。
野馬追は、生活そのものであり、これから若い世代に継承を促していきたいと
強く語られておりました。

上映後はDVDの配布会をさせて頂き、
南相馬に約300枚をお届けすることになりました。
上映会場にて来場者に配布させて頂きました
フロンティア南相馬さんにお届け致しました
南相馬は、震災後、あらゆる生活環境がいっぺんしてしまい、
1からのスタートを余儀なくされている地域です。
その中で、次世代に向けて、この地元と共に住む意味、希望を模索していることが
現地を訪れてとてもよく判りました。
私たちは映像の力で、この地に根付く精神文化を広く発信していくと共に、
地域の方々と一緒にその文化の意味、そして素晴らしさを感じ、考えていきたいと
思っております。

【今後の野馬追上映会の日程】
3/30(土)17:00〜 高円寺・素人の乱12号店(ゲスト:山本夜羽音先生)https://www.facebook.com/events/609931992354499/
3/31(日)14:00〜 中野・なかのば (ゲスト:いわき市湯本第二中・澤井校長先生)https://www.facebook.com/events/366720556776445/

今後は、宇都宮や横浜、そしてロシアでの上映も行っていきそうです。
この映像を是非、身近な方々と共有頂き、次世代に向けて
被災地の現状の様子を知って頂くと共に、人間が豊かに生きるのに必要なことを
皆さんで一緒に考えていけるととても嬉しく感じております。

お問い合わせ先は、nomaoi@cosmobox.jpです。

2013年3月11日月曜日

野馬追上映会+トークイベント情報

早春の候ますますご清栄のことお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
私共「野馬追MOVIE制作委員会」は、平将門以来千年の歴史を数える相馬地区の野馬追を映像で捉え、
情報を発信していくことを目的として2011年7月より活動を始めました。
福島県相双地域では地元を強く愛し馬と共生することで培われてきた独特の文化や精神があり、
震災の影響により困難な生活を強いられながらも、
伝統行事を絶やさない地元の方々のアイデンティティが存在しています。
被災地を離れず生活をされている方々、そして止むなく避難された方々との橋渡しをこの映像がサポートし、
貴重な日本文化の継承、及び多くの方々との交流の場の提供や地元愛を深める
きっかけを築いていきたいと考えております。


各会場にて、それぞれの上映会に於ける特色あるゲストの方をお招きしております。
是非、会場に入らしていただけましたら幸甚です。


  • 【上映会+トークイベント】
    ■日時:2013年3月17日(日)
     (13:00開場)13:15開演、15:00終了
    ■場所:〒979-2333 福島県南相馬市鹿島区寺内字迎田22−1
    「さくらホール」(http://bit.ly/VxHaAc)
    ■内容
    ・「相馬野馬追2011/2012・二年の軌跡」上映会
    ・菅野長八さん(北郷騎馬会)トークイベント〜相馬野馬追の魂を語る〜
    ・「相馬野馬追2011/2012・二年の軌跡」DVD配布会

    ■定員:500名(事前申し込みはございませんが、参加予定を押してくださいね)
    ■会費:無料
    ■協力:CIPAフォトエイド(CIPAフォトエイド基金[第二期])、フロンティア南相馬、相双ビューロー

    ■詳細:https://www.facebook.com/events/428321003910774/
    ーーー
    ■日時:2013年3月30日(土)
     (17:00開場)17:15開演、19:30終了
    ■場所:素人の乱12号店
    166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋 (北中通り沿い斉藤電気店向かい)
    JR中央線高円寺駅下車徒歩7分http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
    ■内容
    ・「相馬野馬追2011/2012・二年の軌跡」上映会
    ・山本夜羽音先生(マンガ家・「おたぱっくQB」)トークイベント〜平将門伝説(仮)〜
    ・「相馬野馬追2011/2012・二年の軌跡」DVD配布会

    ■定員:40名(事前申し込みはございませんが、参加予定を押してくださいね)
    ■会費:無料(各上映会場への交通費、会場借用費のカンパを募っております)
    ■協力:CIPAフォトエイド(CIPAフォトエイド基金[第二期])、フロンティア南相馬、相双ビューロー
    ■詳細:https://www.facebook.com/events/609931992354499/
    ーーー
    【上映会+トークイベント】
    ■日時:2013年3月31日(日)
     (14:00開場)14:15開演、16:00終了
    ■場所:なかのば
    JR中野駅北口 徒歩3分(JR中央線、総武線、東京メトロ東西線)
    中野通り沿い「喫茶室ルノアール」の右隣りのビル4階
    http://nakanoba.com/
    ■内容
    ・「相馬野馬追2011/2012・二年の軌跡」上映会
    ・澤井史郎先生(いわき市立湯本第二中学校校長)トークイベント〜地域と文化・現地の子供たちの姿〜
    ・「相馬野馬追2011/2012・二年の軌跡」DVD配布会

    ■定員:30名(事前申し込みはございませんが、参加予定を押してくださいね)
    ■会費:無料(各上映会場への交通費、会場借用費のカンパを募っております)
    ■協力:CIPAフォトエイド(CIPAフォトエイド基金[第二期])、フロンティア南相馬、相双ビューロー、おこのみっくすマガジン編集部、スタジオ・ナカノバ
    ■詳細:https://www.facebook.com/events/366720556776445/
    ーーー
    いずれの上映に関して、
    ■主催:野馬追MOVIE制作委員会
    ■問い合わせ:nomaoi@cosmobox.jp
    となります。どうぞ、宜しくお願い致します。

2013年2月5日火曜日

上映会の会場を探しています。

スタッフの新井です。

私共「野馬追MOVIE制作委員会」は、
平将門以千年の歴史を数える相馬地区の野馬追を映像で捉え
情報を発信していくことを目的として2011年7月より活動を始めました。

福島県相双地域では地元を強く愛し
馬と共生することで培われてきた独特の文化や精神があり、
震災の影響により困難な生活を強いられながらも
伝統行事を絶やさない地元の方々のアイデンティティが存在しています。

被災地を離れず生活をされている方々
そして止むなく避難された方々との橋渡しをこの映像がサポートし
貴重な日本文化の継承、及び多くの方々との交流の場の提供や
地元愛を深めるきっかけを築いていきたいと考えております。

相馬野馬追の映像を作るにあたり
CIPAフォトエイド基金[第二期]
(公益財団法人 日本財団運営)と連携しており
日本財団様、フロンティア南相馬様からの協力をいただいております。

この度はこの野馬追の映像を3月を目処に上映会を開催したいと思っています。

この上映会では「相馬野馬追2011/2012」のDVDの配布をします。
(助成事業のため無償配布になっています。)

福島県を中心に上映可能な会場をご存知な方はぜひご連絡をください。
nomaoi@cosmobox.jp

twitterでも情報発信をしていこうと思っていますので
チェックしてみてください。
@nomaoi_movie



2012年7月18日水曜日

今年も野馬追の季節です!

さて、今年も間もなく野馬追が始まります!
先週末は相馬、南相馬に入り、
大阪のチームと共に取材に入りました。

朝早くから乗馬の練習に励む武士達
昨年は入れなかった小高神社。
除染作業をされている方々が10名程度いらっしゃいました。
とある方の取材を終えて通り過ぎる双葉町近辺
標葉郷の出陣式に参加。
恒例のホラ貝を小高神社に向かって吹いております。
昨年は野馬追を初日からぶっつけ本番で取材しましたが、
実は野馬追は、開催されるまでに様々な催しや
陰で支えている方々、実行委員会の方々の苦労などがあることが
今年は改めて判りました。
伝統文化を継承することは、単に想いだけでは実現せず、
様々な意志と信念の掛け合わさる中での、人々の決意の表れだと感じました。
現地に訪れてみなければ判らないこと、事情、そして人々の生活がいろいろと判りました。

仮設住宅に住まいながらも、野馬追に参加する方々、
野馬追に参加したいが、止むなくできない方々、
皆さんお一人、お一人の強い思いが、現地には溢れております。

来週末は、いよいよ本番です!
26日から再度、現地に入りたいと想います。

2012年4月7日土曜日

野馬追の映像を公開しました!

昨年の「野馬追」をYoutubeに一般公開を致しました!
是非ご覧下さいませ。
いろんな方々にご覧頂けますと光栄です。






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本映像の著作権は、「野馬追MOVIE制作委員会」が保有いたしますが、上映、鑑賞(個人/グループ)等、非営利による利用に関しては、自由にお使いください。商業利用、­­DVD販売は禁止と致します。本映像の使用、上映、その他お問い合わせは「nomaoi@cosmobox.jp」まで。


2012年2月6日月曜日

野馬追の映像が完成しました!

初めて相馬に訪れてから早10ヶ月、ようやく「野馬追」の映像が完成致しました!
ソーシャルメディアを活用して、様々な素材が組合わさっております。
画質は粗い箇所もありますが、今回は構成を大切に、
2011年の様子を避難された方々や、野馬追に参加できなかった方々に向けて
発信していきたいという思いで制作しました。

野馬追のタイトルカット。
馬の形に見立てながら、シンプルにしてみました。
ナレーションを担当してくれたのは松本幸染さん。
松本さんにお願いさせて頂いたのは、彼女が日本舞踊をされていることから、
伝統文化に造詣が有り、被災地の方々の思いと共鳴するのでは、
と思ったからです。

千年以上続く伝統行事がこれからも末永く続いていくことを心から願い、
この映像を多くの方々に観ていただきたいと思っております。

今年も是非、野馬追に行きたいと思います。


2011年9月9日金曜日

膨大な量の素材!

野馬追の編集ですが、映像班/写真班、各チームが収めてくれた素材が膨大な量です。
50GB近くあります。


見るだけでもとても長い時間が掛かりそう。
現地の方々の精神に負けぬよう、全力で編集してみたいと思います!

週末は当面、この編集作業で一杯になりそうです。

2011年8月6日土曜日

野馬追2011二日目

7/24(日)の二日目、通常ですと、雲雀が原で、
甲冑競馬、新規争奪戦が行われるのですが、
今年は太田神社で粛々と鎮魂祭が行われたのみとなりました。


地域の方々の様々な事情、原発事故を受けて取り巻く環境を目の当たりにし、
課題が多いこの地域がどのようにして復興を遂げていくかを考えさせられる時間でした。
ただいえるのは、彼らは強いということ。
今の都会の人たちには感じられない「気/合い」があるということです。

私ができることは何かを建てたり、放射能を取り除くことはできないにせよ、
映像を用いて、現地の方々の想い、悩みを国内だけでなく、
海外の方々に向けても発信していくことができると思いました。

少しでも彼らの想いの一助になれるよう、
映像の力を信じて制作に努めたいと思いました。

三日目は、所用のため、私は東京に帰宅をしましたが、
お友達のちいちゃんが、現地のタカ神社の様子を映像で収めてくれるとのこと。
彼女の映像も是非、野馬追映像に組み込みたいと思います。

2011年7月30日土曜日

初めての野馬追/相馬野馬追初日

現地に入ったのは朝八時。
相馬中村神社ではご神事の始まる直前。
今年は「東日本大震災復興」という名前が付いた「相馬野馬追」として、
震災で犠牲になられた方々、亡くなられた方々の鎮魂と慰霊のための野馬追が
開催をされました。

中村神社に続々と駆けつける馬と見物人のか
神社に漂う厳かな雰囲気
続々とご神事に集う騎馬武者たち
神主さんも威風堂々と
総大将、相馬市長、南相馬市長の挨拶の儀が終わると、
騎馬武者たちはさっそうと馬を走らせます。

間近で見る手綱さばきは圧巻!
街中を通る騎馬武者たちの光景は荘厳!
相馬から南相馬までお行列が練り歩き、中村神社で初日の締めくくりが行われます。
ホラ貝の音が神社に鳴り響きます。
堂々と訓示を述べられる総大将
震災があり、四月に初めて相馬地方を訪れた訳ですが、
このような伝統行事を間近で見る体験は初めてでした。
馬が散り散りになり、行事に参加するはずだった方々がいない状況で、
彼らのスピリットは、続けることが自分たちの尊厳であり、自分たちの生き様であることに、
日本人の精神の強さ、そして地域に根付いた人たちの歴史や伝統の強さを
改めて感じました。
これだけ現地の人たちは力強く、前向きに動いていることに、
私は映像制作者というよりも、一人間として、感銘をし、そして、
衝撃を受けました。
次回は二日目のレポートになります。

2011年5月11日水曜日

相馬行胤公のお言葉

5月9日、シカゴ美術館大学にて
南相馬の様子と相馬行胤氏のインタビューを上映し、
海外に向けて被災地の現状報告と現地の生の声を海外にお届けしました。


相馬行胤公のお言葉。
「福島県相馬市というのは地震津波と共に、
原発であったり風評という様々な
試練を与えられている地域です。
その一番のしんどい地域から私どもは復興に向けて頑張っております。
馬というのがこの地域には欠かせないものです。
今度の被災に於いても数々の馬たち家畜も被災しました。
だけども彼らとともに、私たちと闘って努力してくれてます。
人馬一体になってこの相馬の地は復興を遂げるべく努力しております。
相馬から東北を変え、相馬から日本を変えたいと思いますので、是非ご注目下さい」
私のインタビューに威風堂々と答えて下さる相馬行胤公
被災地の状況を目の当たりにしながら、
相馬公のお話を伺い、自分はなんてまだまだ緩い生活の中に浸かっているんだろうと
恥ずかしい気持ちになりました。
本気になる人たちが、生きることに真正面から向き合っている。
ちょっとだけ離れた東京の私は、この場所に来なければ
決して感じることができなかった真剣さを目の当たりにし、
震災の状況を肌身で感じると共に、自身に向けても生きるとはどんなことなのか、
改めて考えさせる体験となりました。

これから被災地の方々の生の声を映像で捉えるべく、
全力で向き合っていきたいと感じました。

2011年4月29日金曜日

初めての相馬訪問

4月28日、初めて福島の相馬地方に訪れました。
いっとこ(http://www.ittoco.com/)の今井良治氏のお誘いで
被災地に参りました。

震災直後から、何か自分が映像で被災地に向けてやれることがないかと
話し続けていたのことが繋がり、福島へと同行させて頂くことになりました。

初めて訪れる被災地の様子は想像以上に凄まじいものでした。
こんな世界があるのかと思った瞬間
道路が分断され、家屋がすっかり流されておりました
原発20kmギリギリの場所です

その当時の動画:http://twitcasting.tv/coneyshun/movie/1455593

この場所で一番印象があったのは、「ニオイ」でした。
震災が起き、津波が街を襲った状況をものがたる、混沌としたニオイがそこにはありました。
物悲しく、濃密な、生々しい吐息が漂っておりました。

その後、相馬行胤公にご挨拶をしに相馬中村神社に訪れました。

長年馬と縁がある相馬地方。中村神社内にも馬が飼育されておりました。
震災を受けて、町の馬の数も激減したそうです。
シカゴの大学で、被災地の生の声を届けたいということで、
相馬班当主より、直々に今の気持ちとこれからの想いをメッセージとして
頂戴し、私はそれを映像として収めさせて頂きました。

とても凛々しく威風堂々とされている相馬公
今回の旅のきっかけを頂いた今井氏に心から感謝すると共に、
これから私たちが映像の力で、被災地に向けて何ができるか、
それは決して客観的にではなく、日本人として一心同体で向き合わねばならないことを
実感をした貴重な訪問でした。