2013年8月2日金曜日

野馬追上映会vol.4〜宇都宮・光琳寺、田中徳雲住職をお招きして〜

2013年の相馬野馬追開催の一ヶ月前、
ソーシャルメディアで繋がったご縁から、
二年間の軌跡を収めた映像の上映会を6月30日に開催させて頂きました。
ソーシャルメディアで繋がったご縁で、お寺での上映会開催となりました
副住職には大変お世話になり、開催に辺り呼びかけ、
そして野馬追の縁が深い、相馬家菩提寺の同慶寺、田中徳雲さんを
ゲストにお招き頂きました。
宇都宮には、福島から避難されている方が数千人いると伺っております。
そのため、野馬追を現地で観られない方々のために、
震災直後の様子を届けるために、上映会を開催しました。

いろんな想いが集った会場では、涙ぐむ方もいらっしゃいました。
徳雲住職は、震災が起こる前、
20年以内に大地震の起きる可能性が98%であったこと、
原子炉が使用40年も経っていて、家電製品であれば使えないものであることなどを
具体的な数字を用いながら、判りやすく地震、原発による影響をご説明頂きました。

パワーポイントを用いて丁寧にご説明頂きました
また、お子さんも4名いらっしゃる中、
放射能と向き合いながら生活をしていくためのリスク、
地元に対しての愛着、想いを丁寧に語って頂きました。

徳雲さんのお話から、子供たちが地元を愛し、健やかに育つために、
身分や区分を越えて相互に助け合っていく姿勢の大切さを教わった気が致します。